2025/12/30 10:35

こんにちは、アゼミチです!最近は急に冷え込んだり、かと思えば日差しが暖かかったりと、体調管理が難しい季節ですねー 笑。

今日は、僕たちが滋賀県高島市でお米を育てる中で、切っても切り離せない『「雪」と「水」の物語』をお届けしたいと思います。

当たり前だと思っていた「雪」のすごさ

滋賀県随一の米どころとして知られる高島市は、冬になると深い雪に包まれます。子どもの頃から雪が積もるのは当たり前で変哲もないことでしたが、実はこの雪こそがお米を美味しくしてくれる「天然の守り神」だったんです。

まず、積もった雪は「天然の冷蔵庫」として土壌を守ってくれます。外気がどんなに冷えても、雪の下の温度は一定に保たれるため、土の中の微生物たちが健やかに春を待てるんです。さらに、厳しい冬の寒さと雪が、土の中に潜む病害虫を自然にシャットアウトしてくれるおかげで、農薬の使用を抑えた「安心・安全なお米作り」が可能になります。

そして春、雪がゆっくりと溶け出すとき、土壌にじっくりと水分が染み込んでいきます。このプロセスが土の粒の間に隙間を作り、稲の根がのびのびと張れる「ふっかふかのベッド」のような最高の土壌を整えてくれるんです。

雪解け水は「天からの栄養ドリンク」

山に積もった雪が溶け、岩石や土の栄養をたっぷりと溶かし込みながら田んぼに届く「雪解け水」。これはまさに、お米のための「天然の栄養ドリンク」と言えます。

  1. ミネラルがたっぷり凝縮 山の岩石からゆっくり溶け出したミネラル成分がお米に吸収されることで、一粒一粒に深い甘みと旨味が宿ります。
  2. じっくり育てる「冷たさ」 雪解け水はとても清らかで冷たいのが特徴です。この冷たい水が適度な「ストレス」となり、稲は急がずじっくりと成熟していきます。時間をかけて養分を蓄えることで、粒が揃い、ツヤのある、中身の詰まった高品質なお米に育つのです。
  3. 冷めても美味しい秘密 こうした環境で育ったお米は、デンプンがしっかりと蓄えられているため、冷めても硬くなりにくく、甘みが逃げないという特徴があります。

親子3代で繋ぐ、この土地の恵み

僕自身、義父の元で米作りを学び始めてから、自分たちが当たり前のように食べていたお米が、実はこの「高島特有の厳しい自然」に守られた特別な価値あるものだと再発見しました。

今は義父、僕、そして子どもたちの親子3代で、この清らかな雪解け水の恵みを大切に受け取りながら作業をしています。この豊かな自然環境を強みとして、伝統を守りながらも、WEB3のような新しい挑戦を掛け合わせて、次の世代にこの美味しいお米を繋いでいきたいなと考えています。

皆さんの食卓に届くお米の一粒一粒には、高島の高い山々と琵琶湖、そして冬の雪が育んだ自然の優しさが詰まっています。ぜひ、その物語を感じながら味わっていただけたら感無量です(泣)。

これからも、この土地ならではの美味しい理由を大切にしながら、皆さんに喜んでもらえるお米を届けていきます!